おじさんひとりで、ハートウォーミングに浸る旅。
奄美大島には、満潮と干潮のタイミングが重ならないと見られない、あの有名な「ハートロック」があります。もちろん人気スポット。でも、今回の旅で僕が出会ったのは、もう一つの“ハート”。
瀬戸内方面をドライブしていた時のこと。ふと目に入った「ハートが見える風景」という看板。地図には載ってない、観光ガイドにも出てこない。でも、誰もいないその場所で、確かに大きなハートがそこにありました。
潮の時間も気にせず、ふらっと立ち寄って、そこにぽっかりと浮かぶハート。カップルで来たらもっと素敵なんでしょう。でも、ひとり旅の中年男子がこの景色に出会うのも悪くない。いや、むしろ沁みます。
誰もいない展望スポットで、写真を撮って、しばし佇む。海と風とハートに包まれて、ちょっと心があったかくなる瞬間でした。
愛はカップルのものだけじゃない。誰かを想う気持ちがあれば、それも立派な「愛」。
次の旅も、またどこかでこんなハートに出会えるといいなぁ。。