ある日、うちのキャバリアが突然、黄色い液体を何度も嘔吐。
「お腹こわしたのかな?」と最初は軽く考えていたのですが、明らかに様子がおかしい。
食欲もなく、震えるように体を丸めて…
すぐに動物病院に連れていきました。
診断は「急性膵炎」
血液検査と超音波検査の結果、獣医さんから「急性膵炎ですね」と言われました。
膵臓の炎症で、自分の膵臓を“自己消化”してしまう恐ろしい病気。
キャバリアは膵炎になりやすい犬種だそうで、
「高脂肪の食事や体質も影響します」と説明を受けました。
主な症状はこんな感じでした
- 繰り返す嘔吐(黄色い液体)
- 食欲なし
- 元気がない
- 体を丸めてじっとしている
- 少し震えていた
病院での処置
数日間の入院で、点滴と薬による治療を受けました。
吐き気止めと絶食・絶水による“膵臓の休息”が中心です。
退院後は、食事管理がすべてのカギになるとのこと。
今の主食は「おかゆと野菜」、補助に療法食
食事はガラリと見直しました。
一番大切なのは低脂肪・消化がよいこと。
現在の食事内容(朝晩2回)
主食:
- おかゆ(ごく柔らかく炊いた白米)
- ブロッコリー(やわらかく茹でて細かく)
- 白菜など旬の野菜(やさしく茹でて消化しやすく)
補助フード:
- 「ロイヤルカナン 消化器サポート 低脂肪」ドライフードを1日50粒ほど
※一気に食べさせず、数回に分けて様子を見ながら与えています。
膵炎を再発させないために気をつけていること
- おやつはあげない(特に市販の脂っこいものは厳禁)
- 人間の食べ物はNG
- 定期的に体重測定
- 毎日、うんちや食欲のチェック
- 水分をしっかり摂らせる
- いつもと違う様子があればすぐ病院へ
結論:キャバリアの膵炎、早期発見と日々のケアが命を守る
膵炎は、早く気づけば回復できる病気です。
うちの子も、今は元気におかゆをモリモリ食べています。
だけど、再発する可能性が高いということも忘れずに。
日々の観察と食事管理、そして「おかしいな」と思ったらすぐ動くこと。
大切な家族の命を守るのは、**飼い主の“気づき”**なんだと実感しました。