今回は、「新NISAを使って不労所得を得るには?」「これから暴落が来るかも…どうしたらいい?」と不安な方に向けて、54歳から現実的に始められる投資戦略をお届けします。
✔️ 新NISAの基本:54歳でも遅くない
2024年から始まった「新NISA」は、非課税期間が無期限になり、54歳からでも十分に間に合います。
- つみたて投資枠:年間120万円(毎月最大10万円まで)
- 成長投資枠:年間240万円(上限なし/個別株・ETFも可)
- 生涯非課税枠:1,800万円(うち成長投資枠は1,200万円まで)
🎯 戦略は2本柱!「配当」と「成長」を両取り
1. 高配当株で不労所得をつくる
- 目的:毎年の「配当収入」で現金を得る
- 銘柄例:
- 日本株:JT、三菱商事、三井住友FG
- 米国ETF:VYM、HDV、SCHD、JEPI など
👉 配当利回りは3〜6%。1000万円投資すれば年間30〜60万円の不労所得に。
2. S&P500などで将来の資産成長を狙う
- 目的:65歳以降の取り崩し資金を育てる
- 投資先:
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- VOO(S&P500 ETF)
👉 暴落があっても、長期で見れば右肩上がりが期待される。
📉 暴落が心配…それでも始めて大丈夫?
暴落のリスクは常にあります。
しかし、「暴落が怖いから始めない」ことのほうが、インフレで資産が目減りするリスクは大きいのです。
✔️ 暴落に備える3つのポイント
- 一括投資を避けて、毎月積立(ドルコスト平均法)
- 高配当株で配当収入を得て心を安定させる
- 生活費2〜3年分の現金は必ず確保!
🧮 シミュレーションしてみた(54歳から積立開始)
条件 | 内容 |
---|---|
毎月の投資額 | 15万円(年間180万円) |
投資比率 | 高配当50%:S&P500系50% |
投資期間 | 11年間(〜65歳) |
想定利回り | 高配当:年4%、S&P500:年6% |
想定暴落 | 2030年に一時的に▲20% |
📊 結果(65歳時点)
- 資産評価額:約4,389万円
- 年間配当収入:約85万円(非課税)
- 暴落があっても、その後回復し資産は大きく成長!
🔑 まとめ:54歳から始めるNISAは「配当+成長」でゆるく・しっかり
- 早期退職を考える方にもおすすめな、堅実な不労所得づくり
- 暴落が来ても慌てない。コツコツ積み立てるだけ
- 年金と合わせて「老後の安心資金」を着実に育てる
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- 「54歳だけど投資ってもう遅いのでは?」と悩む方
- 「退職後の生活費、ちょっとでも足しが欲しい」方
- 「暴落が怖くて一歩が踏み出せない」方
気になる方は、まず月3万円からでも始めてみてください。
「遅すぎる」はありません。最も早いのは”今”です。
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